Caブロッカー
アムロジン(アムロジピン)
名称の由来 一般名の Amlodipine から Amlodin とした。
Orally Disintegrating から OD とした。
ノルバスク(アムロジピン)
Normalize Vascular(血管を正常化させる)から来ている。
ランデル(エホニジピン)
名称の由来 特になし
アテレック(シルニジピン)
Arteriosclerosis(動脈硬化)の音からの造語
アテレックはこのような血管の L 型 Ca チャネルをブロックして降圧効果を発揮するだけでなく、交感神経の終末に存在する N 型 Ca チャネルも同時にブロック(Dual action)することが明らかにされた。N 型 Ca チャネルブロック 作用を有するアテレックは、交感神経興奮により引き起こされるノルアドレナリンの放出を抑制す る。アテレックは従来の DHP 系 Ca 拮抗剤にはない N 型 Ca チャネルのブロック作用を示す、新しい タイプの持続性 Ca 拮抗剤である。
ペルジピン(ニカルジピン)
名称の由来 特になし
バイミカード(ニソルジピン)
社名 バイエル Bayer と心筋 myocardium より、 バイミカード® Baymycard® と命名された。
バイロテンシン(ニトレンジピン)
バイエル社が創薬した降圧薬であることから、医師と医療従事者のためにという意味が込められた Bayer And You の略称である BAY、降下 low、高血圧を表す tension より、バイロテンシン® Baylotensin® と命名された。
ニバジール(ニルバジピン)
名前の由来 特になし
ヒポカ(バルニジピン)
hypotensive drug( 降圧薬 ) 及び Ca 拮抗剤より hypoca と命名。
アダラートL(ニフェジピンン)
Ader〔á:der〕血管,脈管 ; adult〔adúlt/lat〕成人の,などの医学関連 用語を含む用語を用いたコンピューター合成による. L は,Long acting を示す.
アダラートCR
Ader〔á:der〕血管,脈管 ; adult〔adúlt/lat〕成人の,などの医学関連 用語を含む用語を用いたコンピュータ合成による. CR は Controlled Release を示す.
コニール(ベニジピン)
高血圧および腎実質性高血圧、狭心症に対して改善がみられることから、ラテン語で心臓を意味する cor とドイツ語で腎臓を意味する niere より、コニール® Corniel® と命名された。
本剤は血管平滑筋の細胞膜に対する親和性が高く、降圧作用等の薬理効果は薬物血中濃度 と相関することなく長時間持続することも明らかにされている。
カルブロック(アゼルニジピン)
カルシウムチャネルをブロックする医薬品(Calcium channel blocker)よりカルブロック(CALBLOCK) と命名した。
ヘルベッサ―(ジルチアゼム)
ドイツ語の“Herz(心臓)”と“bessern(より良くする)”を合わせた意味で“心臓を良 くする”という意味をもつ。 R は英語で“Retard(遅らせる)”の意味で成分をゆっくり放出させる,つまり持続性製剤 を意味する。
ACE阻害薬(アンギオテンシン変換酵素阻害薬)
カプトリル(カプトプリル)
一般名の「Captopril(カプトプリル)」より「CAPTORIL(カプトリル)」とした。
レニベース(エナラプリル)
名称の由来 本剤がレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系においてアンジオテンシン変換酵素(ACE) を阻害して降圧作用を示すことより、Renin(レニン)の RENI、Vasodilation(血管拡張)の V、 Angiotensin Converting Enzyme の ACE を合わせて RENIVACE®と命名された。
セタプリル(アラセプリル)
高血圧治療において中心的(central)役割をはたし、かつ第一(principal)選択の薬剤をめざすことに よる。
アデカット(デラプリル)
名前の由来 特になし
インヒベース(シラザプリル)
名称の由来 Inhibitor of ACE ⇒ INHIBACE
ロンゲス(リシノプリル)
一般名 Lisinopril の頭文字「L」及び既販の ACE 阻害薬中作用の持続が最も長いことを かけ合わせて命名した。
チバセン(ベナゼプリル)
Cibacen :Ciba の Angiotensin-Converting Enzyme inhibitor として名付けられた。チバセン錠はアメリカ・チバガイギー社(現ノバルティス ファーマ株式会社)におい て、有効性・安全性の高い新規 ACE 阻害剤をめざし開発された、ベナゼプリル塩酸塩を 主成分とするアンジオテンシン変換酵素阻害剤である。
タナトリル(イミダプリル)
田辺製薬の ACE 阻害剤という意味 TANA(田辺)(T)RIL(ACE 阻害剤のステム)
エースコール(テモカプリル)
「ACE 阻害剤」の「エース(ACE)」に音感の良い語尾「コール(COL)」を付した。
コナン(キナプリル)
CONVERT + ANGIOTENSIN + ANGIO
(変換) (アンジオテンシン) (血管の)
オドリック(トランドプリル)
国際的統一ブランド名(Odric)とした。
コバシル(ペリンドプリル)
変換を意味するconversionとACE阻害剤の一般名の語尾のイルを用いて命名 された。
ARB(アンギオテンシンⅡ受容体阻害薬)
ニューロタン(ロサルタン)
本剤が A-Ⅱアンタゴニストという新しいクラスの降圧薬に属することより、ニュークラスを表す NU と一般名であるロサルタンを表す LOTAN をあわせて、NU-LOTAN と命名された。
ブロプレス(カンデサルタン)
ブロ:ブロック(BLOCK) ブロプレス:血圧(BLOOD PRESSURE) つまり、アンジオテンシンⅡ(AⅡ)受容体部位に作用し、AⅡをブロックすることによって血 圧を下降させる薬剤です
ディオバン(バルサルタン)
ディオバンは AT1 選択性が高いことから受容体に対しては Dual effects(AT1 受容体をブロックする作用と AT2 受容体にはアンジオテンシンⅡが刺激する作 用)を特長とする。この2つの機能を持つバルサルタン(VALSARTAN)という 意味からディオバンと命名された。 また、Orally Disintegrating Tablets から OD 錠とした。
ミカルディス(テルミサルタン)
myocardial disease(心筋疾患)、cardiovascular disease(心血管疾患)の二つから、mycardis →micardisと命名した。
オルメテック(オルメサルタン)
一般名オルメサルタン(Olmesartan) メドキソミルの「オルメ(Olme)」と technology の「テック(tec)」 との組み合わせより。
イルベタン(イルベサルタン)
一般名の Irbesartan に由来する。
アバプロ(イルベサルタン)
米国の販売名Avapro®に由来する。
アジルバ
“Azilsartan is the most valuable ARB”を由来とする。
レニン阻害薬
ラジレス(アリスキレン)
レニン-アンジオテンシン系(RAS)を抑制する(less)。(ラテン語から由来)